人見知りこそ接客バイトに挑戦しよう!|赤面症をカフェバイトで克服した話

自己啓発
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人と話すのが苦手だから、接客バイトは向いていない。私もそう思っていましたが、実際に接客バイトを経験したことで、人と話す楽しさを知り、人見知り(赤面症)を克服することができました。
今回は、接客のアルバイトを挑戦してみたいけど、一歩を踏み出せないでいる人や、緊張しやすい・赤面症に悩んでいる人に向けて、私の過去を含めた今回の話を通じて、少しでも共感してくれたり、勇気を与えられたらいいなと思います。

人と話すことが苦手だからって、接客バイトに挑戦するのをやめないでほしい!
人生一度っきり。緊張しやすい人でも接客バイトをやってもいいんだ!
そういうメッセージを今回は語ってます。

アルバイトを含めて、学生の間にしかできないことについては、こちらの記事で語っています。

この記事の要約

接客バイトは、普通の会話よりもマニュアルに従った接客用語が中心だから、話すことが苦手な人でも働くことができます。

人見知りで女性恐怖症(赤面症)の私でも、カフェのアルバイトの職場環境に恵まれたおかげで、学生時代の最も充実した人間関係を築くことができ、就活の内定にもつながりました。

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赤面症・人見知り・極度の緊張しいだった10代

私は、生まれつき人見知りをするタイプの人間でした。
特に思春期を迎える中学生時代は、人と話すことにとても苦手意識を持っており、初対面の人に話しかけられただけで赤面してしまうくらいのレベルでした。
もちろん、人前で発表することはもってのほかで、自分でも顔が真っ赤になっていることを自覚しながら、震える手足をこらえている、そんな中学時代を過ごしていました。

また、小学校高学年くらいから、女性と会話をすることになぜかとても緊張してしまい、うまく話せなかったり、顔が赤くなったりするという症状も発症していました。(クラスの子に茹でダコみたいと言われたことがあります)
人前では、人に見られることを意識してしまうと、変なことをしてないかな?普通に見えるかな?と考えれば考えるほど顔が赤くなり、その赤くなっている自分が普通じゃないと自覚してさらに顔に熱を帯びるという悪循環のような感じで、赤面症には本当に悩んでいました。

ただ、中学ではサッカー部に所属していたり、高校では女性の少ない工業系の高校であったことが幸いして、女性と話す機会のない環境に身を置いていきました(今考えると、無意識に女性に関わらないようにしていたのかもしれません)
また、自ら発言する機会や、人前に立つ機会からも極力避けるようになり、クラスでとても物静かな子として定着していったように感じます。

そんなこんなで、大学生になっても緊張しやすい体質、顔が赤くなりやすい体質をコンプレックスに感じ、治らないだろうなと半ば諦めかけている状態で、大学生活に入ります。

周りと比べても顔が赤くなりやすい、緊張しやすいことから、
自然と人と話す機会、人前で発言する機会、女性と話す機会を避けるようになった。

変わらなければいけないと思うようになったきっかけ

大学生活でも、私の緊張しやすさと赤面症は相変わらずでした。
大学ではプレゼンをするような授業が増えたりして、そのたびに自分の赤面したり、手足が震える姿に嫌になりました。でも周りの学生は、顔色一つ変えずに発表していて、自分だけなんでこんなに緊張してしまうんだろうと他人と比べて自分を蔑んだりもしました。

でも、「このままの自分ではいけない!」「変わらなければこれから生きていけない」
そう感じたのは、就活を意識し始めた時でした。

今までは、人と話すことから逃げたり、人前で話すことから逃げたりすることができました。
でも、社会人になったら逃げることはできないのではないか。むしろ人前で話す能力がないと仕事をできない人間として解雇されてしまうかもしれない。
なによりも、そもそも就職活動の面接が、人との対話能力を判断される場面ではないか、と。

それが明らかになった瞬間、「あ、このままじゃ就活終わる」と思いました。

苦手なことから逃げることは、学生のうちはできても社会人では通用しない=社会人になれない

このままでは、就活という大学生活最大の壁を乗り切ることができないと感じた

変わると決めたら行動あるのみ

アルバイトの志望動機欄に「人見知りを克服したい」

これまでの自分を変えたい、いや、変わらなければこれから生きていけない!そのくらいの強い気持ちが芽生えてから、自分を変えるためにできることにどんどん挑戦しなければいけない!
そう思い、ひとつのアイデアとして思いついたのが、「接客バイトで人と話す機会を増やす」でした。

アルバイトは、大学と違って0から人間関係を始めることができます。なので、大学生になってある程度物静かキャラが定着している環境よりも、新しい環境に身を置くことができるアルバイトの方が、自分にとっては苦手を克服するための行動を起こしやすいのではないか?と思ったので、アルバイトという選択肢を取りました。

早速アルバイトに応募したのは、某有名ファミレスチェーン店のホールスタッフの求人でした。

履歴書の志望動機欄には、「人見知りを克服するために接客のバイトをしたい」そう記入しました。
(今になって思い返すと、正直すぎて笑っちゃいますね。建前というものを知らない時期でした(笑))

面接を受けた数日後、担当者から電話がかかってきましたが、結果は「不採用」。
やはり採用担当の方は、話が苦手・人見知りなどといったネガティブ発言を良く思わなかったのだと思います。馬鹿正直に履歴書に記入しても採用されないという学びを得た経験でもありました。

接客バイトで話す機会を増やせるのでは→履歴書に人見知りを克服したいと記入→不採用

知人に紹介されたカフェのアルバイト

不採用に落ち込んでいたある日、偶然知人からアルバイトに誘われました。職場はカフェ
聞くとスタッフは女性が多数。10代の自分なら間違いなく断っていたこの状況ですが、この時の私は、「むしろ絶好の環境ではないか!やるしかない!」と思いいの一番で紹介を承諾しました。

紹介者の職場での働きぶりのおかげもあってか、私はカフェに採用されました。

さあ苦手を克服する環境は整ったぞ。やるしかないぞ。そう自分に発破をかけて挑んだ初出勤日、初対面との自己紹介のオンパレードでした。そこで緊張したのはもちろんですが、とにかく覚えることが多い方が印象に残りました。

そして、カフェの仕事を始めてみると、働いている間はやることがいっぱいで、人と話すことが緊張するとか言ってられる状況じゃないことを知りました。
また、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」など、接客用語を中心にお客様や従業員と対話をするということを知りました。

もちろん、コーヒーやドリンクをお客様のテーブルまで届けるときは、緊張して手が震えることも頻繁にありましたが、働いていくうちにレジで立っていても、お客様に話しかけられても、赤面したり緊張することがどんどん少なくなっていきました。この経験のおかげで、人と話すこと・話しかけられることへの抵抗がなくなっていき、従業員の方に話しかけてみたり、会話を楽しむことができるようになりました

今になって思えば、このカフェという職場が本当に温かい人ばかりだったなと思います。そのおかげで、人と話すことができ、人見知りが克服できましたし、人と人との縁やつながりの大切さを学ぶことができました。

接客業は、働いていみるとマニュアルに沿った接客用語が多いので、会話しなければならないという意識を持たずに働けることがわかった

変わりたいと思って行動した結果

カフェでのアルバイトで、「人と話すことができるようになりたい」そういう強い思いをもって働き始めて、お客様や従業員と話す機会ができたことで人と話すときの赤面や緊張が少なくなりました。

その後、就職活動でもこのカフェのときの経験があったおかげで、無事に内定をもらうことができました。

今でも、緊張すると顔が赤くなることはあります。でも、人に自分の意見を言えるようになったし、人前で話さなければいけないときに自信をもって話せるようになりました。
あのとき、変わらなければいけないと思って行動してよかったなと今でも思います。

いま、人前で話すことに抵抗がある人や、人と話すことに苦手意識を持っている人へ。
変わらなければならないと思えるきっかけと、それを行動に移す勇気さえあれば、きっと変われると思います。

この記事がなにかのきっかけになればうれしいです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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